目次
■コンセプト
焼き鳥専門店|広々とした心温まる和やかな空間でいただく、焼き鳥・八寸・美酒。
味よし、人よし、雰囲気よし。
鶏と和を軸にしつつ洋のエッセンスも取り入れた、季節の移ろいを感じられるコースの構成美。
明日を忘れて、守破離な創作性を肩ひじ張らずに愉しむ3時間。
■焼き台
炭火 紀州備長炭 土佐備長炭
ダクト 焼き台上
■鶏メモ
地鶏:黄金シャモ、名古屋コーチンなど
鴨:かすみ鴨
■主な串タイプ
角串|15cm 18cm
■ポーション
貫数量
少[ ○ ○ ● ○ ○ ]多
単位貫数の大きさ
小[ ○ ○ ● ○ ○ ]大
総ポーション
小[ ○ ○ ● ○ ○ ]大
■ハフハフ度
低[ ○ ○ ● ○ ○ ]高
■味付け
塩
塩加減
弱[ ○ ○ ● ○ ○ ]強
塩自体の味わい
マイルド[ ○ ○ ○ ● ○ ]シャープ
タレ
タレの粘度
低[ ○ ○ ● ○ ○ ]高
タレの甘辛さ
甘め[ ○ ○ ● ○ ○ ]辛め
■オーダー方法
口頭注文
■提供スタイル
コースのみ
■提供ペース
ゆっくりめ[ ○ ○ ● ○ ○ ]はやめ
焼き鳥前
外観
行灯

メニュー(税込)











着席時&1杯目
卓上周り

甍[銀・黒]

ドリンク
磯自慢 特A山田錦 純米吟醸

出雲富士 夏雲

鍋島 きたしずく 純米吟醸

日高見 天竺 愛山

大信州 別誂 限定品 ど真ん中取り 純米吟醸

よこやま SILVER 純米吟醸 ひやおろし

小左衛門 山田穂 極-限定飲食店 PB

笑う一日 ソーダ割

焼き鳥中
串物&一品料理
前菜(後述)

お椀物(後述)

鶏真丈 松茸 蔓紫

1串目 ふりそで(塩)

2串目 レバー(タレ)

3串目 せせり(塩)

4串目 しいたけ(醤油)

5串目 はつ(塩)

八寸(後述)

6串目 ねぎま(塩)

7串目 厚揚げ

8串目 砂肝(塩)

胸肉のたたき

9串目 鴨ロース(塩)

10&11串目 つくね&う玉

以下、追加串
12串目 ぼんじり(塩)

13串目 丸はつ(塩)

14串目 もも(タレ)

15串目 ちょうちん(タレ)

16串目 むね肉(塩)

17串目 手羽(塩)

〆もの
冷やし鶏葱そば(夏季限定・数量限定)

スープ

甘味もの
大葉のグラニテ

焼き鳥後
食と空間の実録
火入れの傾向と食感
遠火でじっくり。
しっかり目の火入れにもかかわらず、素材の瑞々しさが保たれている。
レバーは、表面から中心に向かって綺麗なグラデーションになるような火入れ。
パサつきなく、ねっとりとした食感に仕上がっており、香り豊かで味わい深い。
一品料理
前菜
手のひらサイズの食パンのクラムのみを炭火の焼き台でトースト。
パンに塗られているバターは、フランス産のエシレバター。
パンの上には、茹でられた千葉県産のおおまさり・エディブルフラワー・マイクロリーフが乗せられ、若干のトリュフ塩がかけられている。
お椀物
鶏しんじょ・松茸・ツルムラサキのお椀物。
出汁が効いてる。お好みで酢橘を絞る。
お店の主役である「鶏」を使った、ふわふわの真丈。
夏の名残の蔓紫。秋の走りの松茸。
八寸
上段(左から)
鶏もも肉の利休揚げ
鶏むね肉・桃・無花果 パセリのサルサヴェルデ
北海道産ピュアホワイトのポタージュ
下段(左から)
さつま芋のうま煮
ミズのコブの土佐酢和え
軍鶏ささみの藁炙りと茗荷の押し寿司
夏の名残の桃とピュアホワイト。
旬の無花果、さつま芋、秋ミョウガ。
秋の走りのミズのコブ。
9月上旬の「名残・旬・走り」という日本料理らしい美しい季節のグラデーションが、八寸の中に凝縮されている。今しか味わえない季節の瞬間を切り取って表現している。
利休揚げ自体には旬の要素がないが和食の伝統的な調理法であり、串物の合間にも焼き鳥屋の主役である鶏肉を食べる喜びを忘れさせない要素を組み込みつつ、八寸の中で唯一パンチのある味わいの一品である。
純粋な和食の八寸の形式美をふんだんに取り入れつつも、日本酒推しの焼き鳥屋さんらしさを感じる構成美のある八寸。
胸肉のたたき
翡翠茄子と皮が剥かれたプチトマトが添えられている。
酢橘のジュレがかけられ、その上には夏の終わりから秋の訪れを感じさせる花穂。
串ネタ
ふりそで(塩)
黄金シャモのふりそで。
柚子胡椒を合わせた大根おろしが上に乗せられている。
肉自体の食味が濃く、皮下脂肪の旨味の余韻が長い。
よく噛んで味わいたい一串。
レバー(タレ)
名古屋コーチンのレバー。別皿提供。
せせり(塩)
名古屋コーチンのせせり。
ブラックペッパーがかけられている。
しいたけ(醤油)
アルミホイルをかぶせて蒸し焼きされている。
別皿提供。
厚揚げ
京都・大原野の厚揚げ。別皿提供。
大葉、茗荷などを使った薬味が乗せられている。
砂肝(塩)
名古屋コーチンの砂肝。
シナモンで香りづけされている。
鴨ロース(塩)
かすみ鴨のロース。上に粒マスタードが乗せられている。
最終貫はししとう。
つくね&う玉
コース最後の串。2本同時、別皿提供。
つくねとう玉を交互に食べるのがおすすめ。
ぼんじり(塩)
2貫目「玉ねぎ」4貫目「ニンニクの芽」。
丸はつ(塩)
燻製し香りづけ。ブラックペッパーがかけられている。
もも(タレ)
名古屋コーチンのもも。辛子が乗せられている。
ちょうちん(タレ)
「きんかん」「胸腺」の串構成。
別皿提供。
手羽(塩)
骨抜き。
調味料
タレ
粘度は程よく、タレの甘み・辛さともにしっかり目でコクがある。素材に負けない味わい深いタレ。
塩
タレ同様、地鶏ならではの食味に負けない塩。
串ネタによっては口に入れた瞬間にシャープな塩味の印象が先行するが、ミネラル豊富で食べ進めていくと馴染んでいく。
〆もの
池尻大橋の町中華「鶏舎」リスペクトの冷やし鶏葱そば。夏季限定。数量限定。
スープは、鶏の旨味しっかりの清湯。
甘味もの
大葉のグラニテ。緑茶と一緒に。
照明
陰影を作らないライティングで木のカウンターの温かみも引き立つ。
接客
着席時、荷物置きやお手洗いの場所、喫煙者の方には喫煙場所を教えてくれる。
ドリンクが豊富なため、メニューに関して簡潔に説明してくれる。
別皿提供される串ものや一品料理も多いが、食後速やかに下げてくれるため、常に食事回りが快適な環境に保たれている。
店主、スタッフともに距離感が程よく、居心地がいい。
雰囲気
店主が気さくな方でとても感じが良い。店主の人柄がお店の雰囲気になっている感じで、常連客も多く、客層もいい。時間を気にせずに、気心知れた人と過ごす時間を愉しんでいる人が多い。
後記
プラスα
コースの内容の質・量だけみても、料金以上の価値があると感じられるにもかかわらず、三宿という立地、サービス料や席料等もコース料金に含まれていると考えるとかなり良心的である。
タレや香りが移ってしまう恐れのある串ネタは別皿提供。
串の提供時間帯、一品ものの提供時間帯に応じて、食事用の串置き皿の位置を調整してくれるなど食べ手側の快適さを保つきめ細やかな配慮のあるサービスがある。
日本酒のラインナップにこだわりがあり、豊富である。チェイサーもグループ単位に750mlほどの容量のガラス瓶が置かれ、ストレスもない。ガラス瓶が空になる前に、声をかけずとも新しいガラス瓶に差し替えてくれるサービスもある。
カウンターの奥行きがかなりある。焼き鳥屋としてはもちろん飲食店という枠組みで見ても非常にゆったりとした造り。足元の空間もかなり広々としており、脚を前に投げ出せるほどスペースがある。
お手洗いは落ち着いた照明にしつつ、鏡にはスイッチ式のミラーライトが設置されており、空間の雰囲気を損なわずに必要に応じて身だしなみを確認できる実用的な配慮も光る。保湿用のハンドクリームの用意も。
タイミングが良ければ、当日予約できることもある。
推察
八寸はコースの中盤で提供される。いわゆる、中八寸である。
中八寸である理由は、主役はあくまで焼き鳥であり、前菜、椀物、先八寸とすると、焼き鳥屋のコースとしては冗長性が高くなってしまうからだと思われる。
焼き鳥でお腹を程よく満たした後に供される中八寸は、焼き鳥はもちろんお酒も愉しんで欲しい想いが強く伝わるコース構成であると感じた。
お口直しや小鉢ではなく、中八寸のようなコースの中盤で長めの小休憩を挟むことは、焼き鳥屋さんのコース構成としては珍しいが、決して間延びすることなく、季節の移ろいはもちろん鶏のエッセンスも組み込まれており、緩やかに、しかし、しっかりとコースの後半パートに繋がれている。
一つの洗練されたコースの形式であると個人的には感じた。
補記
大将は、「酉の@西荻窪」で研鑽を積んでいる。
留意点
¥9,900(税込)のコースのみ。最終入店は基本的に20:30まで。
コースはグループ単位で一斉スタートのため、遅刻はできる限り避けたほうがいい。
コースの内容が充実しており、滞在時間は最低でも2.5時間、追加注文をするなら3時間は見た方がいい。遠方から訪問する場合、特に注意。
食が細い方は食べきれない恐れがある。焼き鳥以外にもさまざまな食材を取り扱っているため、苦手な食材等は事前に伝えておいた方がいい。
個室(2名~6名)の利用料金はお会計の10%。1室のみのため、3名以上の個室予約を優先している。
2名で個室利用希望の場合は、予約時に確約されない可能性もあるので注意。
追加注文は、最後の串(つくね&う玉)の提供前にスタッフから確認があるのでその際に。
■店名
焼鳥 KITA(㐂た)
■住所
〒154-0005 東京都世田谷区三宿1丁目3−18 ボナール石井 3階
■最寄り駅
池尻大橋駅
徒歩10分程度
※バス利用の場合、「三宿」下車。徒歩5分程度。
■営業時間
18:00 – 23:00
※L.O. 20:30
■定休日
不定休(Instagramにて)
■顧客単価帯
10,000円 – 20,000円
■サービス料・席料等
無
■空間
キャパシティ
カウンター 10席(L字)
テーブル 無
個室 1室(2名~6名)
設備
荷物置き
荷物置きのカゴ
席間
狭め[ ○ ○ ○ ○ ● ]広め
BGM(ピアノ ジャズ)
小さめ[ ○ ○ ● ○ ○ ]大きめ
照明
暗め[ ○ ○ ○ ○ ● ]明るめ
活気感
落ち着く[ ○ ○ ● ○ ○ ]にぎやか
■卓上情報
串入れ
布おしぼり(標準・温・香有)
※後から用意される食事用の串置き皿の上に山椒等の薬味あり。
■トイレ
狭め[ ○ ○ ● ○ ○ ]広め
基本情報
男女共用
ウォシュレットあり
非独立洗面台(鏡あり・ミラーライトあり)
アメニティ
ハンドソープ(ALLNA ORGANIC)
ハンドクリーム(MOLTON BROWN)
アルコール
ティッシュ
綿棒
歯間ブラシ
爪楊枝
生理用品
フレグランス
■たばこ
分煙(場所はスタッフが説明してくれる)
■公式媒体
■予約方法
■支払い方法
現金 クレジットカード
