【鳥よし 中目黒本店】1995年創業。正統派な真面目焼き鳥。銘柄鶏を取り扱い始めた先駆け的存在!焼鳥が好きなら1度は訪れてほしい!

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基本情報✍

価格帯

LUNCH :——  

DINNER:¥6,000~¥8,000

支払方法

  • 現金のみ
とりこ

クレジットカードや電子マネーは使用不可!

座席

  • カウンター席のみ
とりこ

個室はないよ!

トイレ

  • 男女共用(一ヵ所のみ)

お店の特徴✍

鶏メモ

とりこ
  • 伊達鶏
  • 合鴨

串メモ

火入れ

レア系 □・□・□・■・□ しっかり系

とりこ
  • しっかりめの火入れ
  • 鶏肉自体のジューシーさを堪能

提供ペース

遅め □・□・□・■・□ 早め

とりこ
  • テンポ感が良い
  • 遅すぎず、早すぎず
  • おひトリさまでも、心地よいペースで

ポーション

小ぶり □・□・□・■・□ 大ぶり

とりこ
  • 一口大のカットは少し大きめ
  • 一串あたりの量は少し多め
  • 一串一串、満足感あり
  • 手羽は特にボリューミー

スタイル

伝統系 □・■・□・□・□ 創作系

とりこ
  • 創業20年以上の名店
  • 愚直に串で勝負
  • ストレートに”焼鳥”を食べたい方に

ハフハフ度

低め □・□・□・□・■ 高め

とりこ
  • 焼き鳥の醍醐味を堪能できるハフハフ度
  • ヤケド注意
  • この温度帯でいただける焼鳥は少ない

メニュー構成 / 注文方法

  • アラカルト
  • おまかせ

基本的にメニューと値札なし。おまかせの場合は、5本、7本、10本、等々、本数も伝えてあげると◎

とりこ

アラカルトメニューもあると、自分たちで好きなものを注文できるから安心だね!

とり先生

大将におまかせするコースも、どんな串が出てくるか分からないワクワク感があったり、メニューに載っていない串ネタに出逢うこともあるんじゃよ。

とりこ

楽しそう~!…でも、苦手なものが出てきたらどうしよう..

とり先生

ほとんどの場合、店員の方が「苦手なものがあるか」を確認してくれるはずじゃ!

「野菜多め」とか「内臓系多め」とか要望も伝えると、誠意をもって可能なかぎり対応してくれるお店も多いのう。もちろん、このお店はその筆頭じゃよ。

推し串 & 一品

推し串

  • かしわ
  • レバー
  • つくね

推し一品

  • 茶碗蒸し

お店の雰囲気✍

客層

 女性客:男性客=4:6

 年齢層:30~50代中心

内観 / 利用シーン

とりこ

木の温かみのあるコの字カウンター!20席くらいかな?

清潔感もあって気も良いですね!ネタケースに串が並べられて、まるでお寿司屋さんみたい!

とり先生

長い年月を積み重ねてこその、いぶし銀の趣もあるのう!老舗ならではの雰囲気じゃの。

とりこ

この雰囲気なら、おひとりさま少人数での利用が向いてるね!

男性はもちろん、女性でも1人で訪問できちゃうね!

とり先生

接待や大人数で利用するには少し難しいかもしれないが、和気藹々としていて活気もあるから、会食カジュアルなデートにも良さそうじゃの!

予約方法✍

予約の取りやすさ&手順

予約不可です。

とりこ

予約不可のお店は、当日でも立ち寄れるチャンスがあるのが良いね!

とり先生

開店前か2巡目が狙い目かのう!
電話で席の空き状況を確認することはできるから、訪問前に電話を入れるのがおススメじゃ!

連絡先

☎:03-3716-7644

位置情報

★鳥よし 中目黒本店
東京都目黒区上目黒2-8-6 谷島ビル 1F

料理写真 & やきとり談話✍

とりこ

今日はおまかせで焼鳥を食べてみたい!

とりこ

何か注意点とかあったっけ?

とり先生

うむ。苦手な串ネタや食材等をしっかり伝えることが注意点じゃ。

とり先生

あとは、ストップを申し出るタイミングじゃな。
「あと2,3本食べたい」ときが頃合いのタイミングじゃ。

とりこ

「あと2, 3本でストップお願いします」とか「いま焼いてる分でストップお願いします」とか言えばいいの?

とり先生

そうじゃな。完璧じゃ!
もし〆ものを注文したいのであれば、余裕を持ってストップするのじゃぞ!

とりこ

わかった!おまかせで食べるの楽しみ!

好きな串ネタや大体何本くらい食べる予定か事前に伝えておくと、それらの情報を踏まえて、焼き手の方が“あなたのため”のおまかせコースを考えてくれることもあります。

きゅうりとカブのお漬物

とり先生

まずは、お通しじゃな。
程よく漬かった、ぬか漬け
お酒のアテにもなるのう。

とりこ

奥にあるカットレモンは、レモンサワーのやつ!

とり先生

そうこう言ってるうちに、次の一品が来たようじゃな。

むね肉の低温調理

とりこ

鶏むね肉を低温調理で仕上げたものだって!

とり先生

低温調理は、しっとりとした口当たりに仕上がるのじゃ。

とりこ

本当だ!パサパサ感が全くない

とりこ

上に乗っかってるのは何だろう?

とり先生

刻んだ大葉玉ねぎじゃな。
大葉の爽やかな香りと玉ねぎの柔らかい辛みがアクセントになっておるのう。

とりこ

浅く漬け込んだマリネみたいな感じで、口当たりが軽くさっぱりとした先付けだね!

とりこ

私の胃が完全に起きた!
焼鳥を食べる準備万端です!

★箸休めのおろし

とりこ

先付けと一緒に、箸休めのおろしも運ばれてきたね!

とりこ

この上に乗ってるうずらの卵(う玉)は溶いていいの?

とり先生

特にお店側から説明がないかぎり好きなように食べてよいのう。

とり先生

せっかくじゃし、ワシが周りのお客を観察してきて、これまでに発見したおろしの食べ方を伝えておこうかの。

とりこ

聞きたい!メモの準備OK!

とり先生

①う玉を溶くパターン
→シンプルにおろしと醤油と一緒に
②う玉を溶かないパターン
つくね系の味変としてう玉を確保
ぼんじり系の味変としておろしを確保

とり先生

・口をリフレッシュするため
・箸休め自体を美味しくいただくため
・串ネタの味変のため


これらの目的の違いで、おろしの食べ方も三者三様あるようじゃのう。

とりこ

へ~!面白いね~!
そんなこと考えたこともなかった!

とりこ

私も色々と試してみようかな~!

とり先生

また1つ楽しみが増えたようで何よりじゃ。
じゃが、一口目からの勝手な味変は控えるのじゃぞ!

とりこ

はい!焼き手の方の気持ちも考えたら当然のことだよね!

とり先生

じゃな!
焼鳥が焼き上がったようじゃぞ!

つくね:左 と かしわ:右

とりこ

来たぁ~!!つくねかしわのタレ焼き、同時サーブ!
お腹空いてたので、開幕2本提供はテンションUPです!

とり先生

どちらの串も、“The 焼鳥”じゃな。焼鳥の代名詞とも言える二大看板からスタートじゃ!

とり先生

とりこ、おまかせで串が供される順番というのは、テキトーではないのじゃ。

とりこ

最初に、つくねとかしわが提供されたことに意味があるってこと?

とり先生

「意味がある」と言うと少し堅苦しいのじゃが、焼き手のメッセージが少なからず込められているハズなのじゃ!

とり先生

たとえば、極端な例じゃが、もし1本目にとり皮が出てきたらどうじゃ?
さっきと同じように「来たぁ~!!」というテンションになるかのう?

とりこ

確かに!私はとり皮も好きだけど、中盤で食べたいかも
少しだけ意表を突かれる感じがするね!

とりこ

「とり皮推しなのかな?」
とか、
「なんで一本目がとり皮なんだろう?」
とか、次の串が気になったりするかも!

とり先生

そうじゃろう。
とりこが思ったように、
「とり皮が最初にぜひ食べて欲しい一本」
なのかもしれんし、
「とり皮が次に供される串の伏線」
なのかもしれんし、
「別の理由」
なのかもしれんのじゃ。
串が供される順番で食べ手の印象は変わるということじゃな。

とり先生

焼鳥1本1本としての単なる美味しさだけじゃなく、1つのコース全体としての構成の美しさや面白さも楽しめるのじゃ!

・コースのどこにピークを持ってくるのか
・ピークまでの繋ぎはどうするのか
・ピークを何回作るのか

考え方は、焼鳥職人の数だけ、十人十色じゃ。
アラカルトにはないコースの醍醐味じゃのう。

とりこ

おまかせコースには、
「焼き手の数だけ考えるストーリーがある」ってことなのかな!

とりこ

提供される串の順番が、
「正しい、正しくない」
とかそういう次元の話じゃなくて、もっともっと深い話だね!
焼鳥の世界って想像以上に奥深そう!!

とり先生

そうじゃな!広く、深いのう。
では、つくねかしわが出てきた話に戻そうかの。
とりこが「来たぁ~!!」とテンションが上がったワケじゃが…

とり先生

・焼鳥の王道と言える串ネタからスタート
・2本同時に提供

・焼鳥を食べたくて焼鳥を食べに来た、とりこ
・お腹が空いていた、とりこ

とり先生

きっと、これらがピッタリ合ったからじゃと思うのじゃ。

とりこ

あ!そうかも!!

とり先生

・焼鳥の王道と言える串ネタからスタート
→串モノで真正面から勝負してます!
・2本同時に提供

→遠慮なくお腹いっぱいお召し上がりください!

憶測じゃが、きっと、こんな想いが最初の2本には込められているのじゃないかのう。

とりこ

へ~!そんなことも考えるともっとコースが楽しくなりそう!
コースの魅力ってたくさんあるんだね!

とりこ

それじゃあ、「かしわ」からいただきま~す!

タレがさらっとしてて、甘すぎない感じで鶏の良さが引き立つ!
鶏の味わいがしっかり感じられる1本だね!これはアラカルトで注文する人にも食べて欲しいな~。

とり先生

創業以来、継ぎ足されてきたタレだからこそ、さらっとした口当たりの中にも深みとまろやかさがあるのかもしれんのう。
もも肉むね肉が一串に打たれていて、食感と味わいの違いも楽しめる1本のようじゃな!

とりこ

そう言えば、あんまり考えたことなかったけど、「かしわ」ってもも肉とむね肉を一緒に串打ちしたものなの?

とり先生

「かしわ」「鶏肉」を意味する言葉じゃな。
「馬肉」「さくら」
「猪肉」「ぼたん」
とか耳にしたことがあるのじゃないかのう?
「かしわ」も同じように隠語の一つとして認識しておくと良いじゃろう!

とりこ

へ~!そうなんだ!
部位を表す言葉ではないから、例えば、もも肉だけを串打ちしたもの「かしわ」と呼んでも良いってことだよね!

とり先生

そうじゃな!
焼鳥業界では、店舗によって考え方が若干異なっていたりするのじゃが、ワシの「焼鳥ネタ大全」「かしわ」に関してもまとめる予定じゃ。
楽しみにしておれ。

とりこ

は~い!楽しみ!

とりこ

次、「つくね」もいだたきま~す!

お団子タイプのつなぎなしの肉々しい味わい!
軟骨入りでコリコリとした食感のアクセントも良い!

とり先生

「つくね」は、お店ごとに使用する部位やその配合量が異なる串ネタじゃ!
隠し味となる食材や調味料があったりもするのう。
肉質や時期の違いによって、配合を変えるこだわりを持つお店も存在するほどじゃ!

とりこ

へ~!メモメモ…

とり先生

タレだけでなく塩提供も可能じゃから、興味があれば試してみるのじゃ!

とりこ

味付けの融通がきくのも嬉しいね!

次の串が焼きあがったようじゃの。

レバー (肝臓)

とりこ

来ました!本日3本目
「レバー」!

とりこ

見るからに美味しそう!いただきま~す!

臭み皆無!鮮度良し!
中心までしっかり温かく、プリプリ感だけでなく、ねっとり感も残す仕上がり!

とり先生

プルプル感が全面に出たレアな火入れが好きな方は、ストライクではないかもしれないのう。
じゃが、生粋のレバー好きには、堪らない焼き加減じゃな!

とりこ

ねぇ!とり先生、一口目の串先に刺さっていたのはレバーじゃないよね?

とり先生

よく気付いたのう!
一口目は「ハツ」じゃな!

とりこ

なんで「ハツ」が刺さってるの?

とり先生

何人かの大将に尋ねたことがあるのじゃが、見解が異なっていて、実のところ私も調査中なのじゃ。
今のところ、説は2つあるのう。
途中経過になるんじゃが、伝えておこうかの。

とりこ

聞きたい!メモの準備OK!

とり先生

・串先のレバーが抜け落ちない(動かない)ように固定するため
・ハツとレバー、両者の臓器の位置関係が非常に近いため

とりこ

なるほど~!面白いね!!

とり先生

じゃが、いまいち腑に落ちないところがあってじゃな。
もう少し焼鳥の歴史を辿って調査するとルーツが見えてくるかもしれん。

とりこ

とり先生が解明するの楽しみに待ってるね!

とり先生

待っておれ。
次の串が焼きあがったようじゃの。

ししとう

とりこ

本日4本目は、「ししとう」

とりこ

いただきま~す!

焼鳥屋さんで食べる野菜串って美味しいよね!
ししとうの苦味は、大人の美味しさ!

とり先生

「かしわ」「つくね」「レバー」とこれまで3本食べてきて、口の中に仄かに残るタレの甘み「ししとう」の苦味が中和してくれてリセットされる感じかのう。
ワシは、こういう串を、“お口直し”ならぬ「お串直し」と呼んでおる!

とりこ

ダジャレ。笑
一応メモしておくね!流行るといいね!笑

とり先生

そうこう話しているうちに次の串が焼きあがりそうじゃな。
「タレ、タレ、タレ、野菜」と来た後、次の串は何が来るのか考えながら待つのも、”おまかせ”コースならでは醍醐味じゃ!

とりこ

おまかせで注文するのハマりそう!

砂肝 (筋胃)

とりこ

来ました!本日5本目「砂肝」

とりこ

なるほど~!!
とり先生の教えのおかげで、今の私は少しずつ“コースとしての”焼鳥を考えられるようになってるみたい!

このタイミングで「砂肝」が出てくるのは、妙に腑に落ちる!

とり先生

嬉しいのう。焼鳥は面白いじゃろ!

とりこ

きっと読者のみんなも、「なるほど!」って納得してると思うよ!

「タレ、タレ、タレ」からの、「野菜」挟んでからの、“塩”の「砂肝」
野菜を挟んだ理由が、前後の3本にも、次の「砂肝」にも、繋がってる気がするよね!!

とりこ

ちょっと、ごめん。ここまでを振り返らさせて!
メモタイム…カキカキ

・定番でド直球とも言える「つくね」「かしわ」「レバー」のトリオでコースの頭に1つ目の山のピークを作って、お客さんの心を掴んでる!

・次の山のピークに向かう前に、「ししとう」で小休憩!

・そして、次の山へ向かう一歩目が、軽めな塩の味付けに、串ネタの中でも比較的淡白な部類に入る砂肝!

とりこ

それでは、いただきま~す!

コリコリした食感!塩加減もちょうどいい!

とり先生

砂肝は、お店によって串打ちの仕方が色々とあるようじゃの!

とりこ

突き詰めると、焼鳥の世界って本当に楽しそう!

とりこ

次は、何が出てくるのかな?

とり先生

もう少しで焼き上がるみたいじゃぞ!

厚揚げ

とりこ

お~!本日6本目「厚揚げ」

とりこ

とり先生、「厚揚げ」が出てくるのって少し珍しいよね?

とり先生

そうじゃな!どこの焼鳥屋さんにも置いてある串ネタじゃないのう。

とり先生

「厚揚げ」は、「鳥よし」のスペシャリテの1つと考えてよいかもしれん。
「厚揚げ」が供されると、ワシは「鳥よし」を真っ先に頭に思い浮かべるのう。

とりこ

へ~!このお店ならではの一品が、焼鳥以外にもあるんだね!

とりこ

ではでは、いただきま~す!…あちちッ!

(…ハフハフ) 外カリッ中ふわっ!とな食感。
炭の香りこのタレの感じが堪らない!
“焼鳥屋さんならでは”の共演

とり先生

数ある焼鳥屋さんの中でも、串の温度帯が全体的に高い部類のお店じゃから、ヤケドに要注意じゃ!
特に、厚揚げは気をつけないとならんのう。

とりこ

このハフハフしながら、食べる感じも焼き鳥の醍醐味の1つだよね!

とりこ

次は、どんな串が来るかな~?

砂肝厚揚げタレ

食欲旺盛な中高生には少し物足りないと感じるかもしれない、どちらもしみじみ美味しいタイプ
大人な感じのラインナップだよね!

とり先生

次は、色々な展開が考えられるじゃろ?

とりこ

うん!
少しパンチのあるタイプの焼鳥が来る気もするし…
このまま緩やかに進行していく気もするし…

とり先生

すっかり、おまかせコースを楽しんでおるな。
そろそろ焼きあがるみたいじゃの。

早堀りたけのこ

とりこ

来ました!
本日7本目…じゃなくて、一品料理の「たけのこ」だ!

とり先生

ここで、季節を感じる旬野菜の一品じゃな!

とりこ

お~!いただきま~す!

中心側は、たけのこの甘み風味。外側に向かうにつれて、少しずつ、たけのこ特有の仄かな青臭さが強くなっていくね。季節を感じる野菜もいいね!

とり先生

大人の嗜みって感じじゃのう。
次の串が、そろそろ焼き上がりそうじゃな!

とりこ

わくわく!

集合恐怖症の方、以下注意です!「ちょうちん」の写真が表示されます。

ちょうちん

とりこ

本日7本目は、「ちょうちん?」だって!

とりこ

食べるの初めてかも!
こうやって串を手に持つと、提灯のように見えるから「ちょうちん」っていうの?

とり先生

そうじゃな!それが由来のようじゃのう。
詳細は、「やきとり大全」で取り上げる予定じゃから、もう少し待っておれ。

とりこ

はーい!
ちょうちん食べるの難しそうなんだけど、どうやって食べたらいいの?

とり先生

一口でパクっといくのじゃ!

とりこ

わかった!
いただきま~す!

…ッ!?!?串先に刺さってた、あのまん丸いのは黄身なのかな?

とり先生

そうじゃ、鶏卵の黄身の部分じゃな。
もう少し厳密にいうと、卵白や卵殻が形成される前の黄身の部分じゃ。
見た目が柑橘類の「金柑」に似ていることから、「きんかん」と呼ぶことが多いのう。

とりこ

へ~!「きんかん」って言うんだね!
普段食べる黄身よりも、もう少し濃厚な感じの味わいだね!

とりこ

「きんかん」がプチッと弾けて、それが焼鳥のタレと絡み合う感じが、堪らない人には堪らないって感じだね!

とり先生

他の串ネタに比べて、口内調理の色が強い串じゃな。

レバーも一緒に串打ちしているところも少し珍しいところじゃのう。

とりこ

実際に食べてみると、
とり先生が言ってた「一口でパクっと」の意味がよく分かるね!

とり先生

次の串がそろそろ来るようじゃの。

ぎんなん

とりこ

来ました!本日8本目は「ぎんなん」!
とり先生的に言うと、“お串直し”野菜串かな!

とりこ

いただきま~す!

皆さんは、食べたことあるかな?
好きな方は何本でも食べたくなる、そんな野菜串だよね!

とり先生

ぎんなんの焼き方もお店によって異なるのじゃ。
ぎんなん好きは、観察してみると楽しいかもしれんのう。

とりこ

そうなんだ!
別のお店でも観察してみよっと!!

とりこ

次は、どんな串が来るのかな~?

とり先生

焼鳥コースを提供するお店でのコース内の串の本数は、7~10本程度に設定されておるのう。
つまりじゃな、一般的には後半戦に入ってきているということじゃ!

とりこ

なるほど~!
じゃあ、ぎんなん串の後に野菜串が続くパターンはあんまりなさそうだね!

とり先生

そうこう言ってるうちに、次の串が焼き上がったようじゃぞ!

かわ

とりこ

お~!本日9本目は「かわ」!

そろそろ食べたいな~と思ってたから嬉しい!

とりこ

いただきま~す!

表面はカリッ!と、内側はジューシーな仕上がり!
食感のコントラストがいいね~!

とり先生

「かわ」は好みの分かれる串の1つじゃな。
下処理の仕方焼き加減によっても、表情が大きく変わる串じゃ。

とりこ

そうなんだね!
あ!次の串が来るね!

さびやき(ささみのわさび乗せ)

とりこ

来ました!本日10本目「さびやき」

とり先生

ささみにわさびを乗せた一串じゃな。

とりこ

それじゃあ、いただきま〜す!

しっかり目に火入れさてるのに全然パサパサしてない!
中まで温かくて、中心部分がほんのりピンク掛かった仕上がりなのに、外側に火が入り過ぎているわけでもない!
しっとりした食感とわさびの香りが鼻をツンと抜ける感じがいいね!

とり先生

お、とりこ!何かひらめいたような表情をしておるな!

とりこ

ふと思ったんだけどさ、かわの後にささみが供されるのってなんか粋じゃない?
なんかさ、かわの旨みの余韻を、ささみに繋げてる気がして!
淡白な味わいのささみに隠れたひと工夫を加えてる気がして!

とり先生

ほぅ〜〜!!
そんな風に考えながら焼鳥の世界を見るとは感心するのう。

とりこ

合ってるか分からないけど。笑

とり先生

合ってるかどうかは、気にせんでいいのじゃ。
真っさらな状態で、とりこが感じた素直な気持ちを大切にする方が大事じゃ。

とり先生

お!そうこう言ってるうちに、次の串が焼き上がったようじゃの。

おくら

とりこ

本日11本目「おくら」
季節の野菜だね!
コンスタントに野菜串が出てくるの良いね!

とりこ

いただきま〜す!

とりこ

なんで、焼鳥屋さんで食べる野菜串って美味しいんだろう?

とり先生
  • 温度帯
  • 炭の香り
  • 鶏油(チーユ)

主に、3つ要素が野菜を美味しくしてるように思うのう。

とりこ

言われてみると、気をつけないとヤケドするくらい「あっちっ」って言いながら野菜を食べることってあんまりないかも!

とり先生

鶏肉と比べると野菜は水分量が多いケースがほとんどじゃから、みずみずしさ高い温度帯を維持しやすいという点も美味しさに繋がっておるかもしれんな。

とりこ

なるほどね~!
野菜串が美味しくない焼鳥屋さんってあんまりないもんね!

とり先生

一口当たりの量感も心地良く、最後の一口まで熱々な状態で食べやすい串スタイルであることも強みじゃな!

とりこ

シンプルな味付けで、野菜自体の美味しさを楽しむには打って付けなのかもしれないね!

とりこ

3つ目の鶏油も、「なるほど〜」ってなった!
“鶏”を扱う、焼き鳥屋さんらしい調味料だね!

とり先生

そうじゃな!
お店によって、鶏油の取り方もそれぞれじゃ。

おっと…次の串が来るようじゃな。

ぼんじり

とりこ

本日12本目は、「ぼんじり」

とり先生

ぼんじりは、数ある串ネタの中でもコッテリ系に分類される部位じゃな!

とりこ

そうだよね!
それじゃあ、いただきま〜す!

外側のカリッとした香ばしさ、内側から溢れ出す「ぼんじり」特有の濃厚な脂の旨味が好きな人にはたまらない〜。どちらかというと、男性に好まれそうな部位だよね!

とり先生

そうかもしれんのう。

ところで、とりこ。
串のストップはまだせんでいいのか?

とりこ

あ!そろそろストップかける!笑

とりこ

「大将!いま用意してる串まで焼いてもらって、ストップお願いしま〜す!」

とりこ

…ふと思ったけど、焼き鳥って大体どのくらいの本数を食べる人が多いのかな?

とり先生

そうじゃの〜。
お店の串のスタイル鶏の品種部位などで、もちろん異なるのじゃが、大体一串あたりの重量は50g前後が平均的じゃと思うのう。

とりこ

ってことは、12本だと…600gくらい食べてるかもしれないってこと!?

とりこ

食べ過ぎじゃない?笑

とり先生

食べてる方じゃな!

とり先生

お店によっては、串のコースメニューを提供しているが、大体5〜8本に設定されていることが多いじゃろう?

とりこ

確かに!
コースは、大体200g〜400gに設定されてるんだね!
大体の人たちが10本くらい食べたら、「満足!」って感じそうだね!

とりこ

(どうしよう…正直まだまだ食べられるんだけど..笑)

とりこ

ちなみに、とり先生はどのくらい食べるの?

とり先生

うむ、大体15〜20本くらい食べることが多いのう。

とりこ

お〜!!食べる人はそのくらい食べるんだね!

(よかった〜!笑)

はつ

とりこ

本日13本目は、「はつ」

こうして食べてきた串たちを振り返ってみると、こってり系の串が続き過ぎないように、色々な形でさっぱり系の串を挟んだりしてる気がするね!

とりこ

それじゃあ、いただきま〜す!

プリっとした食感とはつが持つ脂の旨味が品よく口に広がる!臭み一切なし!

とり先生

「丸はつ」3つ分の開いた「はつ」じゃな!

とり

はつ美味しいよね〜!

もう少しで楽しい焼き鳥タイムも終わりか〜。

とり先生

そうじゃな。
そろそろ、次の串が来るようじゃぞ!

手羽

とりこ

本日14本目は、「手羽」
最後の串もの!立派な手羽だね!

とり先生

手羽が出てくると、終わりの合図という感じがするのう〜。

とりこ

確かに、手羽は前半で出てくることってあんまりない気がするね!

とりこ

これを食べたら、一気にお腹が膨らみそう。笑

それじゃあ、いただきま〜す!

手羽は、鶏肉の旨味味わい食感を存分に楽しめるね!満足、満足!

とり先生

もう1つ何か焼いておるようじゃの。

とりこ

ん?なんだろう?

さつまいも

とりこ

わ〜!「さつまいも」だ!
ストップコールをして最後に出てきたのは、さつまいもでした!

とり先生

炭の香りを纏ったさつまいもの上でバターがじんわり溶けていっているのう。
食欲をそそる香りがこちらにまで伝わってくるわい。

とりこ

本当、良い香り!
もう食べる前から、美味しそう!

それじゃあ、いただきま〜す!

…お〜!炭香があって、焼き鳥屋さんらしさがある野菜スイーツって感じ!
とり先生が、「お串直し」とか言ってたけど、スイーツの役割も果たせちゃうんだね!

とり先生

焼き鳥店を訪れるたびに思うのじゃが、やっぱり焼き鳥は、良いのう。

とり先生

ん?….まだ何か来るようじゃが?

とりこ

ごめん!
ストップコールしたときに、ちょい〆頼んじゃった。笑

★茶碗蒸し

とりこ

来た〜!
ストップコール時に注文した「茶碗蒸し」

とり先生

気持ちの良い食べっぷりじゃのう〜!

とりこ

茶碗蒸し好きで、ついつい。笑

それじゃあ、いただきま〜す!

すごい!具材が惜しげもなくゴロゴロと入ってる!
鶏肉も大きめにカットされていて、このお店らしい茶碗蒸し!

とり先生

出汁もしっかり効いておるのう!

とりこ

ふぅ〜、ごちそうさまでした!

とりこ

次は、どこの焼き鳥屋に行こっか?

とり先生

楽しみじゃな!

系譜✍

とりこ

所縁のあるお店を巡ってみるのも楽しいかもよ!

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  • 串若丸
  • 焼鳥スエヒロガリ
  • 炭火焼 MARU
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  • 鶏ノ屋
とりこ

周辺の焼き鳥店の情報だよ!
随時、更新していくね!

シェアしていただけると嬉しいです!

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